最近の電子工作が進化している!小学生の電子工作教育にブレッドボードが簡単で早い

こんにちは、高校の卒業研究で電子回路工作をしたyutaka(@goyutaka)です。
というのも、工業高校で電子機械科という今で言うとメカトロニクスというメカ(機械)+エレクトロニクス(電子)について学ぶ学科におりましたので。

さて、当時を振り返るとベルトコンベアーの実習装置にセンサー+カウンターを組み合わせてポケットコンピューターでBASICのプログラミングをして、流れてくる物の積算個数をLEDで数字表示をするものでした。

電子回路もICやLEDなどを組み合わせて作りますが、普通のプリント基盤に部品を配置してハンダを使用して組上げておりました。



長男が電子工作を体験してきた

これは、近所にある所沢航空発祥記念館でやっているキッズチャレンジ倶楽部というのに春から登録していて、1年間カフェテリア形式で講座を受ける事(有料)が出来るというものです。

今日は、「電子サイコロを作ろう」というタイトルの講座。
電子回路の講座は、やはり人気が高く抽選での受講でしたが、参加枠に入る事が出来ました。

講座は子供達と先生でやるので、私は約2時間航空発祥記念館の中で、時間をつぶす事となります。
そして、終了とともに作品を持って出て来ましたが、この様なものです。


なかなか凄いでしょ。
小学校3年生の長男は、学校でやっと豆電球に電池をつなげて点灯させる事を勉強していますが、基盤にICや抵抗、LEDそしてブザーを組み合わせて回路を作ってきます。
もちろん先生の言う通りに作るだけですがね。

そして、この電子基板は私も初めて見ました。
ブレッドボードという基盤らしいです。

ハンダが不要の電子基板、ブレッドボード!

ハンダが不要の電子基板とは、電子部品を差し込み穴に差して行くだけで回路が組み上がってしまう物なのです。

ちなみに、今回の使った回路のパターンは、左右の「+」「ー」が縦に赤と青のラインが入っており、縦に全ての穴が導通しています。
そして、「a」〜「e」、「f」〜「i」がそれぞれの列で横に導通しているという物です。


ワンタッチで部品を置いて行けるというのは、凄いな〜と感心しましたね。
ただ、私にはこの基盤で回路を組上げていく為の画がうまく出来上がってきません。
これに慣れれば良いんでしょうがね。
今まではそれぞれの穴で独立していたものをリード線で回路を作っていたので。

もう少し子供達も興味が湧いてきたら、こんな本も買ってみるのも良いかと思ってます。

マニアックな私はICについても少し調べて見たりしましたが、高校時代に作った回路はICの論理回路で入出力の制御をした事を思い出しました。


まとめ

この工作をしても、本当に回路を理解出来る様になるには中学生くらいで、応用的な考えが出来る様になるのには高校生くらいでしょうか。

それでも、今この時期に触ってみるという事を体験する事で、一つ目の小さなハードルを超える事が出来て、次の段階に進めるのではと感じています。
そして、自分が興味を持つ事であれば、もっと深く勉強していけるのかと思います。

今思うと、自分が小学生の時にこの様な環境があれば良かったな〜とつくづく感じますね。
いろいろな事を体験させる事によって、発想が豊かになればと思う次第です。