[書評]ナリワイをつくる〜人生を盗まれない働き方〜を読んだ!

こんにちは、読書好きなyutaka(@goyutaka)です。

さて、今回は、「ナリワイをつくる〜人生を盗まれない働き方〜」を読んでみました。
実はこの本に巡り会う前に、米田智彦氏の「僕らの時代のライフデザイン」という本の中で、この「ナリワイ」たるものが紹介されており、興味を持ったからです。




タイトル・著者など

冒頭に「個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身に付く仕事を『ナリワイ』と呼ぶ。
これからの時代は、一人がナリワイを3個以上持っていると良い」

とあり、この考え方はとても自分にピッタリくるのではないか?という思いから一気に読了してしまいました。

私は以前より「ノマド」的な生活に興味を持っており、会社という場に縛られて仕事をするのではなく、ITツールを利用することによって、もっと効率やすごしやすさが追求できるのでは?と思っております。

そのような考えがある方には、面白く読んで頂けるのではないかと思います。

どんな本?

私はいままで転職も何度かしたりと、様々な事を仕事としてきました。
自分で言うのもなんですが、そこそこ何でも出来るが、「器用貧乏」なんだな〜と思っております。
器用貧乏はあまり良くない意味ではありますが、この「ナリワイ」という面で考えるととてもプラスになるのではと感じております。

本文の中で、
「大正9年の国勢調査で、国民からの申告の職業は約3万5000程。現在は2167程度」
今の方が新しい職種や肩書きができている様に思ってましたが、実は昔の方が多かったという事実。
いかにサラリーマンという職種が一般的になったのかが伺える調査結果である。

「ナリワイ」という、生活の中から仕事を生み出し、仕事の中から生活を充実させる。
そんな仕事をいくつも作って組み合わせる。

第2章では、「人生における支出を点検しカットする」という観点。
単にコストカットするのではなく、「支出を面白くカットする」という点がとても良いです。

第3章は、「ナリワイを作ろう!」という、事例の紹介が書かれています。


関連書籍

冒頭に紹介しました、「僕らの時代のライフデザイン」も同様にノマド的な事を試行錯誤しながら取組んだ内容となっており、これも何度も読み返しております。


そして、ナリワイ・・・の中でも紹介されている「月3万円ビジネス」
こちらは、まだ私も読んでおりませんので今後読んでみたいと思っている書籍です。


さいごに

この本は、現在の常識と言われる事を疑ってかかる、そして本質を見抜くという事を教えてくれた1冊です。

今、各方面から今までの会社組織という物が、今後も同じ形で運営されていくのか疑問だという声が聞こえます。
また、会社を勤め上げるという考えに対して、自分はそう生きたいとは思っていないので、このような「ナリワイ」という生き方に共感が持てているのだと思います。

今まではサラリーマンとして、「会社に行く」事が最優先事項でしたが、最近自分の中で「やりたい事」「優先順位が高いもの」が多数出来上がってきており、会社員としての今までの生き方では到底実現できないのでは?という感覚が発生してきております。

自分の生き方が、この本にあるような「ナリワイ」にシフトしていく事が、目標を達成させる方法なのではないかという思いで読ませて頂きました。

このような考えの方でしたら、きっと共感できる内容かと思います。



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