釣りのデータにお手軽な放射温度計!表層水温の測定なら効果あり

こんにちは、復帰組ルアーフィッシャーのyutaka(@goyutaka)です。

先日子供たちと近所の管理釣り場でルアーフィッシングを行いましたが、その時に「放射温度計」のテストをしてみました!

西武園フィッシングランド



【関連記事】


放射温度計で水温測定してみる!

放射温度計とは、「物体から放射される赤外線や可視光線の強度を測定して、温度を測定する温度計」です。

測定シーンは、このような感じです。
スイッチを押すだけで、物体に触れなくても測定できる温度計なのです。

放射温度計

スイッチを押すだけなので非常に手軽にできる事と、一瞬で測定結果がでます。
測定する物と測定範囲の関係は、私の使用している機器だと1:1の関係がありますので、下の図のように1cm離れたところにある物体の直径1cmの範囲を測定できるという物です。


普通の水温計との比較をしてみました。
約20℃を示していますので、放射温度計での測定値20.2℃は近似値が出ています。

水温計

測定する距離が離れると、その距離と同じ直径の範囲が測定されますので、足場が高い位置からの測定や、測定したい対象物以外が含まれてくるような状態だと、温度の誤差が発生する確率が高くなってしまいます。

釣りに使うなら防水仕様!

私の使用しているのは非防水仕様です。
というのも別な目的で買ったものなので、屋内での使用がメインだったからです。

この防水仕様がでております。(下)
釣りで使用するなら、水濡れが発生しますので必須ですね。
IP67という規格ですので、防塵かつ一定の圧力と時間の水圧でも耐えられる物です。


まとめ

この放射温度計で水温を測る場合は、あくまで表層(表面)の水温測定となります。
なので、水中での温度との誤差がありますので、それを理解して目安として使用するのが良いです。

普通の水温計を使ったとしても、魚のいるタナまできっちり沈めて測定している人は少ないのではないでしょうか?
ウェーディングしつつ、自分の付近に水温計を吊るしておいて一定時間経過後に測定値を読むなどが多いかと思います。

それであれば、結果的には魚のいるタナの温度をはかれている訳ではないので、この放射温度計で測定した表層温度がこの温度だから、タナはどれくらいの深さになる?など想定しながら使用する感じです。

西武園フィッシングランド

今回のエリアフィッシングでは、表層温度が約20℃と高めの水温でしたので、水温が低いボトム側に魚が多いような状況だったと思います。

この放射温度計の利点は、瞬時に離れた所にあるものの温度測定ができるという点ですので、その点を活かす使用方法ができれば良いと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
フォローすると更新情報が受け取れます!