RCカーの電源コネクター接触不良!ESCのケーブル交換をしてみた

こんにちは、RCカーファンのyutaka(@goyutaka)です。

昨年8月にも長男のTT-02の電源接触不良があり、応急処置してみましたが最近また再発しうまく解消しないのでケーブルを交換してみました!


ESCはタミヤ製のTEU-105BKという品番のものです。

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不良箇所はココ!

不具合は走行中にエンストのように断続的に停まってしまう状態です。
昨年の8月に発生した時にタミヤのカスタマーサービスさんとお話した時に、電源系統の可能性もありますよと言われて、不良箇所の特定ができました。

バッテリーとESCを接続するこの端子(ESC側)の金属部分が広がってしまって接触不要を起こしているようです。


前回までは応急処置的に小さなマイナスドライバーを使ってプラスチックの中の金属部品をこじって金属を内側に曲げてあげる事で接触を回復させてあげておりました。

今回も接触不良発生時には同じ方法&接点グリスを少し塗ってあげたのですが、イマイチ完全復活しなかったようです。

電源ケーブルを交換してみる

プラスチック部分と差し込んであるケーブルが引き抜き出来ればもう少し簡単に復活させる事ができるのかと思いますが、外れなかったのでケーブルごと交換してみます。


価格も¥270と安価です。

まずはESCをシャーシから下ろしてあげて、ツメ部分をドライバーで押しながらフタ部分を開けます。
このツメが4カ所ありますので、片方ずつあけていきます。


フタをあけると基盤とケースがこのように分離できます。


電源ケーブル部分は基盤の裏でハンダ付けをしてあります。
赤黒の線がバッテリー側で、青と黄色がモーター側ですので、赤黒の2本の線をハンダゴテをハンダ部分に押し当てて溶かしてから引っこ抜きます。


このハンダがなかなか溶けずに手間取ります。

私は一旦ケーブルを根元(基盤側)で切断して、新しいケーブルのヨリ線を一旦ハンダを流し固くなった先を押しあてながら基盤裏のハンダをコテを押し付けて溶かしてあげました。
溶けた時に押し当てているケーブルがちょうど基盤の穴に入ってくれますので、そこでコテを離すとウマく新しいケーブルが固定されます。


最後にハンダの乗っていない部分が無いか確認して修正してあげれば導通も確実かと思います。

一人で行うのはなかなか苦戦しますが、基盤を万力のようなもので軽く固定できれば作業もはかどるかもしれません。


接続が出来た時点で一度バッテリーを付けてテストしてみましょう。
問題なければケースをもとに戻してあげます。

まとめ

RCカーは何度も走行しているうちに、ぶつけたり摩耗したり様々なところのパーツ交換が必要になってきますが、電気系統はなかなか新しいものと交換するには高価です。


このように不具合箇所が判明していてピンポイントで交換できると非常に安価に治る可能性があります。
しかも、そのようにパーツ交換することもRCカーの楽しみですね。

パーツ1つ変えることで走りも変わってくるRCカーは非常に奥が深いです。
子供達と一緒に楽しんで行きたいですね。

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