ミニ四駆のFRPフロントアンダーガード加工で注意する点!

こんにちは、yutaka(@goyutaka)です。

前回 MAシャーシのフロントバンパーレス化を行って、FRP製アンダーガードを取付ました。
実際に「ミニ四駆グランプリ2015 SPRING東京大会2」のステップサーキット2015を走行して、注意すべき点がありましたので記載します。



【関連記事】

ビス頭の処理を注意しよう!

スポンジのブレーキを貼る状態でしたら、ナベ頭のビスでも全く問題ありませんが今回はブレーキは貼らないでマスキングテープのみで行いましたので、ビスは皿ビスを使ってFRPの面が平になるように納めました。


と言っても大会前日の夜に、マシン作りをしたのでこのビス頭がキレイに平に埋める事ができなかった状態で大会当日に挑みました。
コンマ数ミリですが、ビスが出ている状態です。

走行後のフロントアンダーガードの状態がコチラ。


ビス位置のマスキングテープが半分ぐらいめくれている状態で、他の部分の平面のマスキングは無傷です。
という事は、このビス頭2本がスロープなどでコース底に接している状態で、面としては効いていない状況だったと思われます。

FRPのビス穴加工

皿ビスを平滑に埋め込むためには、通常のビス穴の他に座彫りをしてあげる必要があります。

座彫りをするためには、金属やコンクリートに穴を開けるドリルの刃を使って下さい。
この金属やコンクリート用は刃先が皿ビスの頭の形状にに非常ににておりますので、FRPを貫通しないようドリルで削っていって下さい。


写真のドリルの派は直径が3mm程度の刃でしたので、皿部分が埋まる三角の形状が小さく先ほどのように完全にビスが埋まらない状態になりました。


ポイントは、太めのドリルの刃で座彫りをしてあげる事です。
皿ビスの頭が約3.9mm程度ありましたので最低でも4mmのドリルの刃で行うと良いでしょう。
これより太いドリルの派を使う場合は、ドリルを回転させながら深く穴を開け過ぎないように注意しながらおこないましょう。

※以下、2015年5月2日加筆
ダイソーで4.2mmのドリル刃を購入。


FRPフロントアンダーガードのビス穴を座彫りしていきます。
あくまで皿ビスの頭が沈む程度に穴あけをしてください。


穴あけ完了後、当初の皿ビスの納まりと今回の比較です。
左の黄緑が今回加工した部分ですが、全くビス頭が見えません。
右の赤枠が前回加工したところですが、若干ビス頭が見えています。


黄緑枠のようになっていればFRP全面で接地しますので、効きムラがなくなりますね。

さいごに

ミニ四駆を作っていて、「これぐらい、いいや」と思って結構やってしまう事が多いのですが、この程度のことでもコースへの設置面積が全く変わってしまう事を体験しました。

バンパーやブレーキはコンマ数ミリの差で、効きが大きく変わってしまう可能性がありますので、なるべく精度を高く仕上げておくと悔いが残らないレースになると思います。


最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
フォローすると更新情報が受け取れます!