CVAダンパーのチューン!部品変更でシャフトがスルっと戻るダンパーに

こんにちは、我が家のRCも少しずつ進化しているような気がするyutaka(@goyutaka)です。

以前導入したCVAダンパーですが、イマイチきちっと効いている感がなく数回走行したあとはロッドを押しても戻ってこないような感じで、全く効いていない時も多々あったと思われます。

精度の高いTRFダンパーの導入をした方が良いのかもしれませんが、そうそう投資出来ないのでまずはCVAダンパーの構成部品を変更してみました。


部品変更で、全然感触が変わりましたのでCVAダンパーを使われている人はお試し下さい。

【関連記事】

今までのダンパーの状態

キットの通りに製作したダンパーですが、しばらく使っているとこんな感じになります。
ロッドを押し込むと戻ってきません・・・


組上げた時はきちんと反発して戻るんですがね。
そして分解してみると、キット付属の緑のオイルシール(ダイヤフラム)も変形していたりします。

組み方が悪いのかもしれませんが、何度やっても多少良くなるが劇的な改善がなかったのです。

交換するパーツはコチラ

交換するパーツは、ラジコンマガジンの6月号のサノタケさんの記事に準じて行いましたが、一部は既存パーツをそのまま利用しています。

まずはピストンリングとダイヤフラム。
これはTRFダンパー用のパーツです。


そしてOリングは今回安かったヨコモのものを使用しています。
※タミヤグランプリに出る時は、タミヤ製に変更しましょう。
ちなみに使用するなら、TRFコンペティションOリングです。


今回購入したのはこの3点。

雑誌では、この他にチタンコートのダンパーシャフトやローフリクションパーツ、VGダンパーグリスを使っておりましたので、忠実に再現するのはコチラのパーツも用意する必要があります。

組立してみる!

一度CVAダンパーをバラバラにしてオイルを拭き取ります。
※交換パーツの部分だけ記載しておりますので、詳細な組立は説明書を参考にしてください。

Oリングをグリスを馴染ませておき、馴染んだら通常通りダンパー下部にセットしておきます。
今回はセラグリスを使用しております。


ピストンをTRF製に交換。
厚みもあってしっかりしています。
CVAダンパーの場合はランナーに取り付いているものを切り取って使いますので、バリなどの処理が必要でしたが、こちらはパーツそのまま使用できますので、細かな精度も全然良いです。


ピストンをセットしたら、オイルを注入。
このオイルはキット標準の#400ソフトです。
何度もピストンを動かして気泡を抜きます。


エア抜きが終わったら、TRFダンパー用オイルシール(ダイヤフラム)をセットしてキャップを締めて完成。


最後はシャフトの長さを4本同じにして完成!


そして可動テストしてみます。
ぐっと押し込んであげます。


指を離すと、スーッときれいにシャフトを押し戻してくれ、この感覚が今までのCVAダンパーと全然違います!
押し込んで行くときから感触が変わっている事に気付きますよ。


これでスプリングをセットしてマシンに戻します。

さいごに

今回はCVAダンパーの構成部品を一部交換しただけですが、変わった感覚が非常にはっきりとわかりましたので投資した価値はあるなと感じました。
テスト走行してきたのですが、少し荒れた路面ですがキッチリ足回りが追従している安定感がありましたよ。


最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
フォローすると更新情報が受け取れます!