RCカーの脱・初心者!上達にはサーキット走行が欠かせない

こんにちは、RCカー(ラジコン)を始めて約1年が経過したyutaka(@goyutaka)です。

長男はよくタミヤグランプリのジュニア大会に参加しておりますが、なかなか腕が上がらなく、私もたまに練習や大会参加もしますが大会のコースを走ると苦戦して結果が出せない事が続いておりました。


RCカーを初めたばかりだと、「他の人に迷惑をかけるのではないか?」や「なかなかサーキットは敷居が高い」などの思いがあり行きにくいとは思いますが、8の字走行や周回(オーバル)走行がある程度出来るようになったら、サーキットで練習する事をオススメします。

というのも、今日久しぶりにサーキットで1日いっぱい走行して非常に良い体験ができ、サーキットでしっかり走り込む事が必要だと実感しました。


自宅前練習の限界

サーキット走行をするには最寄りのRCサーキットへ行く時間と費用がかかるので、我が家では自宅前の道路(交通量が極端に少ない私道)にて行っておりますが、近所の空き地的な場所でやられている初心者の方も多いと思います。


素振り的な基礎練習の意味では良いのかもしれませんが、今回サーキット走行で感じたのは次の3つの点です。

1.走行ラインの組立ができる
2.セッティングによる挙動の違いを体感
3.他車とのかけひき

1.走行ラインの組立ができる

我が家の家の前でのスペースが極端に少ないからかもしれませんが、自宅前のマンホールやパイロン設置、パイロン代わりにチョークでコーナーを書くなどしながらコーナリング練習をしてきましたが、サーキットと比較すると「数分の一」など小規模すぎてラインの組立まで出来ません。


サーキットですと、例えば長いストレートの後にヘアピンがあって、次にS字が続くなど複合的な要素の連続です。
自宅前のストレートとサーキットのストレートではトップスピードがそもそも違ってくるので、どの時点でステアリングを切らないとコーナーを膨らんでロスが出てしまう・・・

S字の場合にはマシンに右に左に荷重移動が発生するので切り返し時のマシン挙動が普通のコーナリングとまったく違う・・・

この様な走行が体験できますので、サーキットのコースを何度も走ることで操作・走行ラインの修正を行う事ができますので、ラインの組立が出来るようになってきてコースをスムーズに走れるようになります。

2.セッティングによる挙動の違いを体感

自宅前練習でもセッティングを変えた事による挙動の違いは体感できなくもないですが、サーキットと自宅前では最高速も違いますし、コーナーなどの要素も小規模なものになってしまいます。

実際に大会に出てみると「全然セッティングが合わない」という事も多々あり、また自分自身の知識の引き出しも増えないので、ケースに合わせた対応が出来ないという事になります。


またサーキット走行時は友人と一緒に走行してみたり、現地で上手い人と会話をしながらセッティング調整をしていくと特に効果的です。
一人だとなかなか煮詰まってうまくいかない事が、話をしながら練習することで他の人の体験などを聞く事ができ、それが解決の糸口になったります。


今回私は、RCを通じて知り合った方と一緒に走行を行い、セッティングパーツをお試しで借りたりする事で、すこぶる操作性が向上しこれは自分だけではたどり着くのに時間がかかっただろうな〜と感じましたよ。

3.他車とのかけひき

自宅前練習では狭い場所で単独でしか走行できないことが多いと思います。
実際のレースでは他車の存在が出て来ますので、これが初心者だとそっちに気が取られて自車の操作がおろそかになったりしてミスをしてしまう事があります。


特にオーバーテイクをする場合の操作など、デリケートでクイックな操作で素早く抜いて行く事が必要ですし、クラッシュを避けるための緊急回避などこれはサーキットならではの走行です。

小学5年生の長男は特に他車に惑わされることが多く、無用なクラッシュを引き起こしたりしますので、その練習にも必要です。

さいごに

最近はRCカーを練習する場所やサーキット自体も非常に少ない状況です。
サーキットに移動するまでの時間や、実際に走行する為の価格など、無理なく練習できる場所が近くにあると良いのですが、なかなか難しい部分もあるかと思います。


初心者の方はまず通いやすい見つける事が必要かと思いますので、ネットで下調べをしたりRCをやっている友人に聞いてみたりして、是非サーキットデビューと経験値の積み重ねをしてみましょう。

そしてじっくり1日一杯サーキット走行できる時間を確保して、セッティングを変えたりしながら走り込んでみましょう。
ほんの数時間だけでは、なかなか適切なセッティングを出すことは初心者には難しいですので。

今日一日走り込んだら、レーシングラジアルタイヤがすっかり目が無くなってしまいました。苦笑
走り込むときはタイヤの予備を必ず持って行って下さいね。

【ビフォー】


【アフター】


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