船酔いは突然に!レンタルボートで釣り初心者が楽しむ為の3つのポイント #ヤマハマリン

こんにちは、釣りはベテラン?の域ですが操船は初心者のyutaka(@goyutaka)です。

ヤマハさんのメディア向けイベントに参加してから実際にレンタルボート体験をしております。
今回釣り初心者の家族と「ヤマハ シースタイル」のレンタルボートで釣りに行ってきました。
最後の1時間でキャプテンを務める私が船酔いとなってしまいましたが、実際に体験してみて気付いた「釣り初心者の家族と楽しむ為の3つのポイント」を記載します。


帰港して体調を戻しているの図。苦笑
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1.フィッシングボートに乗る!

1番目に上げるのは「フィッシングボート」に乗るということ。
当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、マリーナによって配備されている船の種類や隻数が異なりますので、予約希望日に希望の船が空いていない!っていう事もあります。

今回私も先日安全レクチャーを受けた、横浜ベイサイドマリーナで予約しようとしたところ希望日の枠が一杯でしたので、隣接するマリーナのジェイス関東で空いていた「クルージング」向けのベルフィーノという船を予約。
定員6人の20ft艇ですがキャビンも広く、後ろにはベンチシートもあり家族を乗せるには安心で、まずは何事も体験してみなければという事で選択しました。


キャビンもとっても広いです。
悪天候の時は全員避難できるくらいのスペースがありますが、そのため船首へ行く為の外側の足場がめちゃくちゃ細い。
揺れる海上ではムリです。


後方には大人3人が並べるくらいのベンチシートがあって、船が揺れても安心して航行できます。


まあ初回はコレで良いかと思いましたが、結論として釣りをするには不向きでした。

ルアーのキャスティングをするには、2名でも厳しいスペース。
そして、船首側へは行けないので後方かサイドに向けてしか釣りができませんので、常にポイントに対しての風向きを考えて操船とポジショニングが必要になります。


フィッシングボートは特徴として、船首側へも安全に移動出来るように通路があります。
下の写真は先日横浜ベイサイドマリーナで乗船したフィッシングボートのYF-23
キャビンは小さいですが、全方向へ向かって釣りが出来るのがポイントですね。


結局ベルフィーノでは後方に人が溜まってしまって非常にやりにくい状態でしたので、釣りを一人しかしないなどの限定的要素が無い限り、釣りにはフィッシングボートを選ぶべきです!(これは絶対)

2.釣りの準備は事前に行う!

これが私が今回船酔いした1番の原因です。
家族での釣りでしたが、まともに釣りをやっていた経験があるのは私一人でカミさんも子供達も自分たちだけで準備をした事がありません。

出航前は荷物の搬入や説明を受けたりと私が手が回らない状態でしたのでとりあえず荷物を積み込んで現地でセッティングするというスタイルにしましたが、これが間違い。


揺れる船内で下を向いて糸を通したり、ルアーを選んだりと竿3セット。
最初は気をつけて遠くに視線をずらしつつ、休みつつやっていましたがライントラブルなど対処しているうちに具合悪くなってきました・・・

もともと全く船酔いしない訳ではなかったのですが、操船は常に遠くをみながら行い緊張もありますので酔わないんですよね。
免許教習の時から合わせて5回ほど操船していますが、全く大丈夫だったので過信していました。

家族は酔い止めを飲んでいたので全くもって無事でしたが、私が最後の1時間は船酔いをこらえつつの操船となりました。
かなりキツイです。苦笑

出来れば釣り場までの移動中にそれぞれが竿のセッティングを出来るようになってくれれば操船者の負担が減りますので、私のように家族に釣りを体験させようと思って免許を取って操船するお父さんお母さんは、釣りの前に子供達にセッティングを覚えさせましょう!


ムリであれば、一番簡単なのは乗る前に竿を全てセットして乗り込む!
もし可能であれば、釣りか操船が出来る人か家族と一緒にお出かけすれば複数人で対応できるので、現場で慌てることもありません。

現場に付いてもアンカリングしなければ、流される船の動きを見ながら準備をして、終わってからポイントに最接近するなんていう動作も複数の免許保持者か釣り経験者がいれば安心安全にできます。
1人でこれをしましたが、かなりキツかったです。

3.釣りをするなら6時間レンタル!

今回は午前中の3時間レンタルをしました。
ベイブリッジ近くのマリーナから出航して、目指したのは根岸湾の給油バース。


港内はエンジン回転2000rpm程度、広い所に出てから3000〜4000rpmで航行(何ノット出てたか不明)。


マリーナスタッフ無しで初の家族だけでの航行ですので、ビビりながら速度を落としたりして釣り場まで航行して片道約30分、往復1時間くらいかかってます。
釣りが出来たのは2時間程度です。

なんだかんだ竿のセットや流れた船をポイントまで操船したり、場所を移動したりすると実質2時間切っていると思います。

確実に釣れるポイントをピンポイントでラン&ガンするなら3時間でも楽しめるかもしれません。
私のように全く手探りで初めてのポイントに行って、初心者の家族を連れていくなら6時間レンタルで余裕を持った方が楽しめると思います。

大半のマリーナは10時出航で完全にデイゲームとなってしまいますが、マリーナによっては早朝出航が可能な所もありますので、そのようなマリーナで朝マズメを狙って釣りをするのも良いです。

さいごに

今回は「初!単独出航」という事でチャレンジを楽しむ感じで家族とクルージングをしてきました。
短時間でかつ釣果ゼロという結果でしたが、波でアトラクションのように揺れる船や水しぶき、そして地上からは行けない場所での釣り体験というところで、家族は皆楽しんでくれたようです。


事前にボートフィッシングの事をネットで調べたりもしましたが、まだまだレンタルボートを使って釣りを楽しんでいるという方の情報はとっても少なく、釣り船情報が圧倒的です。
意外と身近にあるレンタルボートでの体験を、これから発信していければと思います。

ちなみに今回の費用はコチラ。
・レンタルボート ベルフィーノ(土日祝・ハイシーズン)3時間 ¥11,300-
・ガソリン代 20ℓ ¥3,300- 
・合計¥14,600-

時間や単価の高い安いは別として、かなり身近な価格帯でマリンレジャーを楽しむ事がお分かり頂けたのではないでしょうか?
複数家族で割れば、もっと安くなりますよ!

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