ウェアラブルデバイスがサッカーの名コーチに!選手の動きを可視化する凄いヤツ #プレカン


こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。

モノづくりの現場DMM.make AKIBAで、データサッカーを手軽に実現できるウェアラブルデバイスとアプリケーションを開発している、UPPERFORMA(アップパフォーマ)さんのプレゼンを聞かせて頂きました。


プロ向けの高価で大掛かりな設備は世の中にあるようですが、それをアマチュア向けに手軽に実現してしまうのがこの「EAGLE EYE」です。

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事実を捉えて公平に判断できる!

私の周りでもジュニアのサッカーチームのコーチをやっていたり、野球チームのコーチをやっているお父さんがいます。
もちろんその子供もクラブに入っています。

そういのもイイな〜とは思いますが、そのお父さんはサッカーや野球で何か過去に輝かしい成績を残したりコーチとして優秀な能力があるか?という観点で見ると残念ながらNOなんですね。
あくまでボランティアで休日にジュニアクラブのコーチという役目をしているだけなんです。
人間ですので全ての事を公平に判定するのは難しいですよね?

そんななかEAGLE EYEは「事実」をトラッキングして可視化してくれるウェアラブルデバイスです。


選手の動きをこの小さな端末が捉えます。
サイズはL100mm×W60mm×H13mmの耐衝撃性のあるデバイスで、中にセンサーとwi-fiが組み込まれており、事前に登録したwi-fiアクセスポイントを捉えると自動でデータをアップロード。
データ記録容量とバッテリー容量は2試合分。


クラウドにデータがアップロードされ、それをスマホで見ることができます。
タイムスタンプと位置データを同時に記録しているので、どの選手がどのように動いたのかや加速度、そしてヒートマップなどをビジュアルで確認できるのです。


これなら事実だけが見えますので、どの選手がどのように動いたかを的確に把握できトレーニングや試合にフィードバックするデータサッカーが手軽に可能になるのです。

現在とこれから

開発ステージとしては、試験機が出来上がってきている段階となっておりこの秋から中国での量産化試作を開始するという段階です。


先行販売のクラウドファンディングも2015年9月に目標額を達成して終了しており、周りからの評価や支援も概ね好調のようです。


2016年の春からは日本の他サッカー人口の多いEU諸国、アメリカへの展開も視野に入っております。


そしてデバイスをより活用するためのアプリケーションのロードマップも魅力的で、現在はデータ可視化という段階ですが、パフォーマンス評価・予測→コーチングアシスト・トレーニングアレンジなどのAIまで視野に入っております。
これは「名コーチ」になりそうですよ!


このようなデバイス販売以外でのビジネス拡大という視点が、このEAGLE EYEの魅力的な所ではないでしょうか?


実際にUP PERFORMA代表の山田さんは端末には利益は乗っていないと語っており、アプリケーションでの課金に力をいれるとの事でしたので、コンテンツが拡充して行く事は必至ですね。


さいごに

単なるモノづくりだけで終わらずに拡張性があり、製品が世の中に広がって行く事でさらなるデータ蓄積とそれを元にどんどん展開していきそうで、応援したくなるデバイスですね。

とってもわかりやすいプロモーションムービーが公開されていますので、是非ご覧になって下さい。


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