レンタルボートのフィッシングは奥深い!流す・留めるの技を修行中 #ヤマハマリン


こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。

ヤマハのシースタイルでレンタルボートを楽しんでおりますが、ボートフィッシングができるとボート遊びの幅が広がります。

ボートでポイントまで行った後にボートはどうするべきか?と現在試行錯誤中です。


乗り合い船などで釣りをする場合は船長任せですが、レンタルボートで出航したら自分が船長になりますので、日々勉強です。


レンタルボートでフィッシング

海の船釣りといえば乗り合い船で行くのが一般的ですが、レンタルボートで釣りを楽しむこともできますよ。


気の知れた仲間同志や家族で行くことができますので、気持ちがかなり楽です。

ポイント探しや操船などはすべて自分たちで行いますので、そのプロセスまで楽しむのがレンタルボートでの楽しみ方ですね。
あまりカツカツ釣果ばかりを求めずに、ゆったりと楽しみましょう。

ポイントに着いたら、さて船をどうしておくべきか?となりますが3つの方法について簡単に書いておきます。

・アンカリング
・シーアンカー
・スパンカー

まだ修行中なので、どの場合はこれ!とかわかりません。笑

アンカリング

一般的にボートをその場に停泊させる場合はアンカリングを行います。
船首についているイカリをドボーンと海中に投入して、アンカーとロープで船を固定してしまいます。


アンカーで停泊させる場合にはロープが水深の約3倍必要になりますので、事前にロープが何mあるか確認しておきましょう。
落としたは良いが、着底しないなんてことも。笑

シースタイルのレンタルボートにはGPSと魚探が付いていますので、魚探の方で水深の確認ができます。
下の写真だと32.9mですので、100mのロープでギリギリというところですね。


アンカーを落としてロープを繰り出ししたら、船体についているアンカー用のクリートにロープを固定します。
クリート止めの方法を忘れていたら練習しておきましょう。

きちんとアンカリングできているとロープにテンションが掛かって停泊します。
陸上の目標になる建物などを2箇所くらい見つけて流されていないか確認して停泊完了となります。

アンカーがきちんと海底に固定されていないと風や潮流でアンカーを引きずりながら流されます。

船は固定されていますので釣り糸を下ろしていくと潮流で仕掛けが流されますので、その流れの方向などを確認してください。
流れが速すぎて底まで仕掛けが到達しない・・・ということもあります。

その場合は重りを重くするか、アンカリングをやめて船を流した方が潮と同調してうまく仕掛けが沈む場合もあります。

アンカーを引き上げる

アンカーを投入している場合は移動の際にアンカーを回収しなければなりません。
先ほどの例だと100mのロープを回収します。

船首には電動のウインチが付いているので、これを使って引き上げします。
ボタンひとつで巻き上げが開始されます。


と言っても、手元側でロープを引いてあげないと空転してロープを巻き上げませんので、少しテンションをかけつつ上がってきたロープを収納部分において行きます。

問題なければ素直にアンカーが海面まで持ち上がってきますので適正位置まで巻き上げてクリート止めして完了!

アンカーが根掛かりして上がってこないことがあるんです・・・
はい、2度ほど格闘しました。
岩礁帯にがっちり掛かってしまってアンカーが抜けない。

その場合はロープを再度緩めます。
ロープの余裕分しか船が操船できませんので、大きく迂回したい場合は長めにロープを出します。

緩めた余長を使って、アンカーが着底していると思われる場所の延長線上の先までボートを操船して移動してアンカリングした時のポジションと反転した格好まで操船して後進しつつ掛かったアンカーを抜く・・・という感じです。

この2度ほど引っかかった時は、乗船者は全員免許保持者ですのでそれぞれが理解しながら作業分担できましたが、船長一人だとかなりきついです。汗

最悪困ったらマリーナに電話して対処法を聞く必要があります。

シーアンカー

シーアンカーは、パラシュート状のアンカーを海中に投下する方法です。
下の写真の円錐の青いものがシーアンカーです。
※ボートには標準装備されていませんので、マリーナにある場合は別途借りる必要があります。


海中に投下すると、潮の流れを受けて広がってくれます。


このシーアンカーの効果としては、風や潮の影響で早く流されてしまうボートをこのパラシュートが抵抗となってゆっくりとポイントを流してくれるという効果があるようです。

回収するときは、パラシュートが海水の抵抗を受けておりますのでなかなか重たいです。

もともとは海難対策用の道具らしく、荒天のときにボートが横波を受けないように使うものですが、その効果を利用してボートフィッシングにも活用されています。

スパンカー

スパンカーは船尾につけられた帆です。
漁師さんや遊漁船の船尾にも付いているのを見かけることが多い装備です。
※ボートの種類によって装備が違いますので、スパンカー利用の場合は付いているボートを選ぶ必要があります。

通常が下の写真のように閉じております。


釣り場に着いたら船首を風上に向けてスパンカーを張ってあげることで、船が回転することなく船首を風上に向けたまま潮流で移動しながらのフィッシングが可能になります。


スパンカーを張っていないと、初めは船首を風上に向けていたのにどんどん回頭して風上に船尾を向けて流されるなど、ボートの向きが一定にならない状況になります。

回頭していくうちに他の人と仕掛けが絡まってしまったりするんです。

このスパンカーの張り方もコツがあるようなので、様々な条件で実践してみる必要がありますね。

さいごに

レンタルボートでのフィッシングを楽しむことで、もっともっと操船の奥深さや楽しみが増えてきますよ。

流し釣りについてはヤマハ発動機の公式サイトにも掲載されていますので、参考にしてみてください。
ヤマハ発動機 流し釣りガイド


楽しいボートフィッシングをするために流す・留めるを修行しよう♪


ちなみに今回サニーサイドマリーナウラガでYFR-24を1日レンタルして参加者5人で割り勘したらオキアミなどの餌代も含んで1人あたり約¥6,000でした。
かなりお手軽に利用できますよ。

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