建築実務で快適作業のデザイナー向けディスプレイBenQ「PD2700Q」 #BenQアンバサダー

建築系の仕事をしておりPCで行う作業は図面・カタログ・見積など多岐にわたるのですが、今までディスプレイは1つの設定でずっと作業を行ってきました。

今回モニターとしてBenQのデザイナー向けディスプレイ「PD2700Q」をお借りする事ができ、このディスプレイは作業の種類で設定を変えられる事で非常に快適な環境をつくることが可能でしたので、その点を中心に紹介していきます。




画像モード切替でCADを快適に!

細かな作業や複雑な画面を見ている時にストレス度が上がってくるのですが、画面が見やすいと快適に作業できますよね。

例えば下の写真のように建築のCADで図面を描いている時は、線や文字がいくつも重なっている状態になります。


このような時にディスプレイの設定で画像モードを簡単に切り替えが可能です。
デザイナー向けディスプレイという事で、「CAD/CAM」の設定があります。


切り替えると線や文字がクッキリと見やすくなるのです!
線の選択をしたり、図面チェックをしたりするときのストレス度が確実に下がります。

デュアルビューを使いこなして快適に!

1つのディスプレイの中で複数のアプリケーションやウィンドウを開けて作業する事がよくありますが、これもPD2700Qの機能を使いこなすことで、素早く快適に作業が可能になります。

2つのアプリケーションを1つの画面で使う時はどうやってますか?
ウィンドウを縮小表示にしてマウスでドラッグして適切な画面幅にして並べる、という方法でいつもやっているのですが、これもディスプレイをコントロールしているアプリケーションを使うと簡単に操作できます。

ウィンドウの縮小表示部分にマウスを持っていくとディスプレイ表示の切替をするアイコンが出てきます。
これで全画面表示か、2画面の右・左を選択可能になります。

下の画像では、2画面表示で左にCAD、右にメーカーから届いた製品詳細図のPDFを表示しています。


建物の躯体開口と製品の必要寸法を確認しながら、施工図を描いていくというシーンは結構ありますよね。

マウスでウィンドウをドラッグせずに、アイコンを選択するだけで左右に綺麗に表示してくれるのは超便利!


見積作成の時はエクセルと図面とか、そのようなシーンでも活躍します。

デュアルビューでも見やすさを追及できる

感激するのはデュアルビューが簡単にできるだけではなくて、左右それぞれで画像モードを切替て設定できるという驚きの表示。

スクリーンショットでは写すことができませんので、ディスプレイを撮影した写真で確認してみましょう。

わかりやすい様にEXCELを表示してみました。
画面の中心から左右で色が違うのが確認できます。
モードを切り替えると、こんな事出来ちゃいます!


じゃ、何に使うの?って事ですが
左では住宅の図面を扱っているのでCAD/CAM、右はキッチンのカタログを確認するのでsRGBで設定してみました。


CAD作業は細かく見えるほうが良いですが、カタログで色味を確認する場合はより実際に近い色で確認したいです。
色ってよくクレームにつながるので、慎重になります。

今回はCAD/CAMとsRGBを中心に説明しましたが、ブルーライト軽減など全9種類の設定ができるので、それぞれに最適なモードを使う事で作業効率アップやストレス軽減が可能です。

写真をメインに扱うなら別のディスプレイを勧めます

画面モードをいろいろ変えられて、非常に見やすい!と書いてきましたが、もし写真をメインに扱うという事でしたら、別をおススメします。

私も写真をたくさん扱って現像やレタッチ作業をするのですが、PCのSurface Pro4とPD2700Qの見え方が若干違うのです。


どちらもsRGB100%のはずですが、見え方に違いがあるのでどちらを信用するか?という点に神経質になる作業をするなら、素直にカラーマネジメントディスプレイを選択したほうが良いでしょう。

  
さいごに

27インチで画面表示切替も可能なデザイナーディスプレイBenQ PD2700Qですが、デザイナー向けって書かれると非常に高価な気がしますが、これも意外な価格設定です。

記事執筆時点のAmazonで¥48,795と、27インチで解像度が2560×1440、フリッカーフリー、記事に記載した機能などなどが付いてこの値段です。
これ、かなりイケると感じます!

ちなみに写真の項目でも若干書きましたが、カラーマネジメントディスプレイはもう少し値段が高いので、という観点からこのディスプレイを選ぶのはおススメできませんので、作業用途で機種を選択するのが賢明です。

マルチタスクでPC作業をする方には是非使って頂きたいディスプレイです。

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