トトロが電車から見える森!西武池袋線沿線の竹林に案内看板を設置

こんにちは、トトロの森の森林整備をしているyutaka(@goyutaka)です。

西武池袋線の電車内からトトロが見える竹林ができましたよ。
電車走行中に一瞬みえるので、なかなか気付きにくいかもしれませんが少しでもこのトトロに気付いて欲しいですね。


【関連記事】

トトロの森17号地

このトトロ看板を設置したのは17号地と呼ばれるトラスト地になります。
現時点では唯一東京都内に存在するトトロの森です。
2009年にトトロのふるさと基金に無償寄付頂いた土地です。

柳瀬川と西武池袋線に挟まれた土地で、普通にはアクセスできない場所となっております。
秋津駅から所沢駅方向に約500m程度の位置にあります。

トトロの森は雑木林が多く、自然の形のまま残った森林ではなく長い歴史のなかで人々の生活とともに形作られた二次林です。
自然を利用する循環型の暮らしの雑木林を保全し、緑や文化財を守り次の世代に残していくためにナショナル・トラストの手法にて購入した土地となります。

トトロ看板を設置!

各トラスト地には案内看板を順次設置していっておりますが、なかなか一気に全ての土地に看板を設置する事ができないので遅ればせ17号地にも設置することができました。

ただ今までの案内看板は、看板の場所に行けるのがほとんどでしたので下の写真のように、土地取得の経緯など細かく記載することが出来ておりました。

トトロの森19号地の看板
電車からかろうじて見える土地に、何か知ってもらえるような看板を設置したいという所から、今回のトトロ看板の設置に至りました。

トトロのサイズは身長2M程度なので、風圧などの事も考慮してフレームは単管を組み合わせた強固な物。


看板検討会と森林ボランティアの「トトロの森で何かし隊」のメンバーにて設置作業を進めます。


約1時間半の現場作業で設置完了!


通過する西武池袋線の車内から、さっそく見つけてくれる子供達もいてちょっと嬉しくなりましたよ。
ちなみにこの看板用の下絵は宮崎駿監督が書いてくれたものです。
それを拡大してこのサイズにして、加工し色づけを「社会福祉法人 山鳩会 あきつの園」にで行っております。

2014年9月末に現地でサイズ確認用のテスト看板を作成したり、位置の仮決めなど数度の検討会を経て本日設置となりました。

検討中のテスト看板

さいごに

私は所沢に引っ越しをしてきて「トトロのふるさと基金」の活動を知り、トトロの森の保全を行う森林ボランティアの仲間に入れて頂きました。

自分自身も子供達の世代に森を残していきたいという想いがあり、たまたま偶然にも引っ越ししてきた所の近くでこのような活動が行われていて、この活動に参加してもう5年目に入ろうとしております。

森林保全はまだまだマイナーな活動ですので、トトロのふるさと基金の会員になってくれる方や、私のように森林ボランティアとして活動してくれる方が少ないのが現実です。
このトトロ看板に気付いて、少しでも興味をもってくれる人が増えると嬉しいです。


ちなみに私が所属している森林ボランティアの「何かし隊」のボランティア登録は年間2回しかないのですが、4月19日に登録説明会が実施されますのでご参考まで。

最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
フォローすると更新情報が受け取れます!