子供達が割った室内扉のガラスを一緒に直してみた!しかも1/4程度の価格で直った

こんにちは、建築士のyutaka(@goyutaka)です。

建物の構造を知っているという事と、大工さんになれるかは別の次元の事ではありますが、今回簡単なDIYを子供達とやってみました。

割れた原因は、兄弟喧嘩が発端で物を投げたのが当たったらしく、その時はかなり叱って、また自分たちがお手伝いをして小遣いをためて直す事!とペナルティを与えておりました。



そして約1ヶ月が経過しましたが、このまま歯抜けのままにしておく方が次も割ってしまう「割れ窓理論」的になってしまうのも嫌だなという気持ちになり、今回直す事にしました。

準備編

割れたのはガラスですが、今回は加工性も考えてアクリル板で行う事としました。
ドアの桟の間の見える部分のガラス寸法の他に、溝がありますので溝寸法も計ってから材料調達をします。


今回のは、このアクリル板。
スチロールという素材で、色柄がガラスマットというものです。
もともとスリガラスでしたので、類似でおさめることができます。


材料は、これ1枚で約¥2,500です。
ガラス屋さんに修理を依頼したら、きっと¥10,000程度にはなりますので、DIYで1/4の価格でできてしまいます。

実際に修理してみる

まずはアクリル板を加工します。
厚みは2.4mmですので、そんなに困難はないと思われました。

油性マジックで切断のラインを一度書いてから、その線にそってPカッターを使って何度も切り込みを入れます。


製品の説明には1/3まで切り込みをいれたら、あとは折って切断可能とのことでした。
Pカッターで何度も同じラインを切り込んで行きます。


実は、めんどくさがりの私はその通りに1/3程度切り込みを入れてから曲げましたが、別な部分のアクリルまで割れてしまい、作り直しとなってしまいました。
という事で、薄いのなら限界まで切り込みを入れてみましょう!


扉への取り付けですが、我が家の扉はガラスに面する部分に押縁という約1cm角の材料が小さな釘で止められていますので、それを外してあげるとガラスを入れ込む事ができる仕組みです。


下の写真は扉を横に倒しており、左が上側、右が下側です。
この左側のミゾに先にアクリルを入れて上げてから、右側のミゾに入れてあげると納まります。


切断から取り付けまで約30分程度で完了しました!
作成中に、アクリルにクラックが入ってしまった部分があるので、今回は瞬間接着剤で補強してあります。
意外と割れやすいですね。


まとめ

ガラスを割った件については、子供達に本当にお小遣いをためさせ、貯まるまでそのままにするという方法もありましたが、今回はそれよりも「自分たちでも直せる!」こともあるという事を教えてみようという観点に切り替えました。

特に、最近遊びでも工作が多くなってきていますので、そのような技術の延長でこんなことも出来る!という感覚が少しでもできればよいなと思ったからです。


また、お金の事も「どこかの会社で頼むと¥○○○」「自分達で材料を買うと¥○○○」などそういう事も感じさせたかったのです。

「おもちゃ」なんかも壊れたら壊れっぱなしなど、そういう事が多いので自分達でなんとか直して見ようとするなど、「そのような考え」が今回をきっかけに芽生えれば良いなと思っております。


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