被災地の写真洗浄PJ参加

こんにちは。

勝手にリフレッシュ休暇中の私です。

月曜日・火曜日と写真関係の活動をしてまいりました。


今回は月曜日の活動報告。

「あらいぐま」やってきました。被り物ではありません。

「あらいぐま作戦@茅ヶ崎(神奈川でできる写真洗浄ボランティア)」
http://beachguma.blog.fc2.com/
の活動が開催されておりましたので、参加させて頂きました。

1年程前に、「光が丘」での活動には数回参加させて頂きましたので、久々の参加です。




光が丘の時には、写真に付着していた泥をブラシや布なので除去する係を行なっていましたが、今回のPJでは水での洗浄を行いました。


作業場は、こんな感じです。

付着した泥を水に浸けて洗浄していくのですが、一度海水を被った写真はバクテリアによって写真表面のゼラチン層が侵食されていって、進行が進んでいると印画紙の発色層が簡単に剥がれてしまうんです。

ただ、洗浄を行わないとどんどん侵食が進み、写真自体の像がなくなってしまうのと、実は持ち主の元に写真が戻っても、泥の海水を被った為に臭いがあり、保管する場所も限られてきてしまうとの事の様です。

旅行の想い出や、高校の想い出写真などがたくさんありました。

持ち主の元に戻ってくれると良いです。


今回のは山元町付近の物の様でした。





洗浄したら、このような形で乾燥させます。

この乾燥工程が終わったら、実際にアルバムへ納めていく工程となります。


天気もとても良い日でしたので、朝に作業したものは乾燥工程も終わっていました。


聞くところによると、その印画紙の製造年代によっては、乾きに非常に時間がかかるものや、丸まってしまうものなどあるようです。


また、時間の都合がつく時には、アライグマ作戦に参加してくるぞ~。
趣味の写真が、誰かの・何かの役に立てる事を願って。





最後に、作業場の向かいの小さな漁港での一コマ。

青空に、富士山がクッキリと見えて、とても気持ちの良い一日でした。


※機材:iPhone5