ミニ四駆MSシャーシのギヤ抵抗抜き!駆動ロスを抑えスピードアップ

こんにちは、週末にわかレーサーのyutaka(@goyutaka)です。

※この記事は、2014年12月6日に追記修正を行っております。

いよいよ、明日は「JAPAN CUP2013 東京大会2」ですね!
首都圏は開催回数が多いので感謝です。

私は札幌出身ですので、初めてミニ四駆を触った時に、公式大会なんぞ出場した事もありませんでした。
とてもイイ環境です♪
という事で、明日は小学校3年生の長男と参加予定!


では、本日はギア廻りの加工について。
ギアの加工は不要という説もありますが、何でも試したくなり「1秒でも速く!」を求めて加工してみました。



【解説動画】


シャーシ側の加工

ギヤに接触するシャーシの部分を加工します。
カウンターギヤが入る部分にギヤ周りのパーツを押さえる壁があるのですが、少しでも接触部分を減らす為に切り取ります。


全てを取らずとも、斜めにカットできていれば接触部分がなくなりますので、ギアを入れて当たりを見ながら行って下さい。



ギヤ加工

まずは、カウンターギヤの加工です。
シャフトとの接触面積を少なくするために、ピンバイスで穴の拡張を行います。

もともとの穴より少しだけ広がればよいです。
重要なのは、貫通しない!です。
貫通してしまうとギヤがグラグラになって安定しませんので、1mm程度残しておいて下さい。


つぎにシャーシと接触する部分の面積を少なくします。
斜めに面取りしますが、最初はカッターやニッパーで落としてから紙ヤスリで形を整えます。
ここも既存の面を穴の左右それぞれ0.5mm程度残してあげます。


セットする場合は、カウンターギヤの左右のブレを無くし駆動力がきちんと伝わるように、ハトメと小ワッシャーで隙間調整します。
最初に説明したシャーシのカット部分が、このハトメと干渉しないようにカットしてください。


最後にホイールのシャフト部分に入るギヤの加工です。
これも角を面取りします。
ワークマシンなどに取り付けて回転させながら紙ヤスリで削って行きます。


ギヤの加工は、バリや切粉が残らないようにキレイにして下さい。

さいごに

マシンを組むときには、最初はグリスを塗らずに組み電池を入れて駆動させます。
そして、シャーシを少しねじりつつ当たりを削っていきます。

最後にスプレー式のオイルをさして完成します。
このひと手間を掛けるか掛けないかで、全く駆動抵抗が変わりますので必ずどのシャーシの場合でも行ってください。

まだまだ発展途上ですが、いろいろ試してスピードアップにつなげてみたいと思います。

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