現存しない飛行機「烈風」をAR技術で見学する!

こんにちは、飛行機好きなyutaka(@goyutaka)です。

風立ちぬで有名になった航空設計技師の堀越二郎が開発責任者であった「烈風」という飛行機を所沢航空発祥記念館で見て来ました。




現存しない機体

この「烈風」は、零戦の後継機として日本海軍が発注した機体のようです。
そして開発の遅れから、実戦での活躍はしていない機体です。
また、残念ながらその機体自体は現存しないものとなっています。

では、その現存しない機体の展示って?


航空発祥記念館の展示場所はこの様な感じです。
はい、機体の大きさにあわせて床にラインが描かれています。

AR技術が、無い物を展示可能に!

最近聞く「AR」ってなんぞや?
と言う事で調べてみました。

Augmented Realityの頭文字で「拡張現実」と訳します。
バーチャルリアリティとも少し違って、VRは「人工的に構築された現実感と現実を差し替えるもの」に対してARは「現実の一部を可変する技術」となります。



今回の展示もこのARを使った展示となっています。
機体の地上絵のセンターにある二次元バーコードをマーカーとして、映像を出しているのです。

そして、専用アプリを使って映像化するのですが、展示を見るためのタブレットも用意してくれていますので、このように見る事ができます。


タブレットのカメラを通じて、このディスプレイに表示しますので移動すればその角度から「烈風」の機体を見る事ができます。

現存しない機体ですので、このような展示が出来るという事が凄いですね。

4月6日までの展示となっています。
コチラのホームページでご確認下さい。


まとめ

本当だったら実物が見たいですが、見られないものは今後もこのようなARを使った展示が増えてくるかもしれませんね。

きっとお金を掛ければVRで実物を触る感覚でも出来るのかもしれません。

「烈風」は「零戦」よりも大きな機体である事がわかりました。
今までは、なんでもかんでも零戦かと思っていましたが、違うんですね。

そして、この様な図面の展示もあります。


これはARではなく実物ですので、飛行機ファンなら一度は見てみると楽しいかもしれません。


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