写真家さんのトークには撮影のヒントがたくさん!東京カメラ部写真展で刺激をもらう【前編】

こんにちは、写真好きのyutaka(@goyutaka)です。

今回は6月18日〜30日まで開催されている「東京カメラ部2014写真展」に行って参りました!



東京カメラ部さんは日本最大の審査制写真投稿サイトで、いつもFACEBOOKページで素敵な写真を拝見させて頂いておりましたので、とても期待を持って行って来ました。


今回の写真展は展示の他、カメラメーカーのブースや写真家さんのトークショーもあり!と盛りだくさんの内容でした。
私は写真家さんのトーク目当てで参加してきました!
22日(日)まではトークイベントありですので、是非チェックしてみて下さい。


ゆるかわ写真家「きょんさん」

ある時期を境によく聞く様になった「ゆるかわ写真」
その第一線で作品を撮っている「きょん」さん事、川野恭子さんのトークショーで、「ゆるかわ」の作り方を聞いてきました!


「ゆるかわ」写真は、私の写真の撮り方や概念を良い意味でぶちこわしてくれた写真なんです。
「こんな撮り方もあるんだ!」
「これも作品としてOKなんだ!」
という事を気付かせてくれ、これがきっかけで女子カメラ系の撮り方をとても参考にしたりしています。

とくにハイキーな仕上がりが特徴です。
私自身は、ハイキーで白飛びしている写真は「NG」という感覚でしたので、その概念をぶち壊してくれました。


なぜ「NG」かと思っていたかと言うと、ハイキーで白飛びしていると、そこの画質が完全に飛んでしまっているので、補正しても復元できない。
逆に黒潰れであれば補正である程度像を戻す事ができる、という様な事を過去に雑誌で読んで、、それがMUSTだと思っていたのです。

きょんさんの作風は、日常の風景を幻想的な風景で表現する作風で、このハイキー感がとても夢の中のような感覚にさせてくれます。

トークの中でも、「ほわほわ」「ふんわり」などの言葉がたくさん出てきて、女性ならではのトークでした。
もちろん、見ているお客さんも8割くらいは女性で、ファンも多いようです。


そして、この「ゆるかわ」写真の撮り方も教えてもらいました。
ここも私は勘違いをしていた点です。
ハイキーで撮れば良いのかとばかり思っていましたが、実は違うんですね。

1.ハイキー
2.ホワイトバランス補正
3.ボケ味

というのが大きな要素でしょうか。

1.のハイキーは露出補正をプラス側で撮るのが主な方法です。
普通に+1.7EVくらいまで上げているようです。
私自身は、ここまでなかなか上げませんので、そこまで上げるんだ〜と驚き。

2.のホワイトバランス補正
これは、私は全く使った事がありませんでした。
「アンバー・ブルー」
「グリーン・マゼンタ」
の2軸をどちらかに振る事によって、ブルーが強い画になったりグリーンが映えたりと、強調したい色味に仕上がります。

そして3.のボケ味です。
作例では前ボケが多い感じでした。
前ボケ感のなかに、キレイな色を配色してあげると全体の色味のアクセントになって、夢の中感が増しますね。

とっても色の使い方や、ボケ感など画作りに参考になる事が多かったです。
しかも、大幅に時間をオーバーしてお話、作品公開して頂き、嬉しい限りでした!


まとめ

写真はいろんな人の作例をみることで、自分の撮り方の参考になりますので、この様な機会に是非立ち寄ってみて下さい。

後編に続きます。



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