写真家さんのトークには撮影のヒントがたくさん!東京カメラ部写真展で刺激をもらう【後編】

こんにちは、イベント参加好きのyutaka(@goyutaka)です。

今回は6月18日〜30日まで開催されている「東京カメラ部2014写真展」に行って参りました!

【関連記事】
写真家さんのトークには撮影のヒントがたくさん!東京カメラ部写真展で刺激をもらう【前編】

前編に書いた「きょん」さんのトークの時に、オリンパスさんのノベルティと、アンケート記載で東京カメラ部さんのステッカーを頂きました!



そして、今回の後編では「塙 真一」さんのトークについて書いていきます。

人物スナップをFUJI X-T1で撮る

塙さんの被写体のメインは「人物」という事で、今回はFUJIFILMのX-T1を使ってニューヨークのスナップを撮った作品を見せて頂きました。


いろいろなメーカーのカメラを使うようですが、一眼レフはNIKON D800でミラーレスはこのFUJIFILM X-T1を使われているようです。
そして、海外での撮影はこのX-T1がメインの様です。

プロの方がミラーレスをメインで使われるという事は、結構意外というのが私の感想ですが、聞いて納得です。

1.コンパクト
2.威圧感が無い

海外での撮影などは特に荷物をコンパクトにしたいという事。
飛行機の手荷物の重量なども気にされるとの事でした。
私も出張などでカメラを持って行く時は、断然ミラーレスでしたので、そのコンパクトさは頷けます。

2.の威圧感が無いという点で、塙さんは人物のスナップで特に街中をあるいている人を撮られているのですが、やはり一眼レフを構えると皆気にしてしまうらしいです。
自分も普通に歩いていて知らない人に一眼レフを向けられると、少し避けたくなるかなと思いましたね。

その点ミラーレスは小さなボディですので、そのような感覚が薄れ、特に旅行者が街を撮っているのかな?という感覚になります。
特に今回見せて頂いたニューヨークの写真の秘話では、一眼レフを構えていると警察に職質される事が多いとの事でした。


そしてこのX-T1での撮影では、カメラを腰くらいで構えて液晶を起こして上から見ながらバシバシ撮って行くという手法も使われたようです。
この方法なら、更に威圧感が薄れますね。

このX-T1の良さとしては、スナップで撮った被写体の人と話をする場合に「プロのカメラマン」だと言ってカメラを見せても見劣りしないスタイリングだという事です。
サイズはミラーレスなので小さいですが、質感はしっかりとしていますので頷けますね。

プリントがキレイなX-T1

塙さんがこのX-T1を勧める理由の一つが、フィルムメーカーが作っているカメラなので仕上がりの色がキレイでると言う事です。

デジタルカメラの中には、赤の強いものをとるとオレンジの強い色になったりと、特性でそうなってしまうものもあるが、自然な発色をしてくれるのがコレのようです。

トークショーの中ではプロジェクターで見たので、きちんとした色味で見る事はできませんでしたが、とくにグラデーションの階調の自然さやプリントの仕上がりの良さを強調していましたね。

そしてモノクロの写真も。
塙さんの撮り方としては、カラーで撮ったのをモノクロに修正するのではなく、モノクロで撮るときは設定から変えてしまう様です。


というのも、モノクロの独特の階調を思いながら画創りをするとの事で、モノクロだとこのフレーミングが良いなどカラーとのフレーミングが変わるので、完全に頭も切り替わるようです。

メーカーブースと写真展示

トークをメインで書きましたが、今回のメインの展示とカメラブースについても少し触れていきます。


この写真展は約10万作品の中から選ばれた10作品を中心に、過去に選ばれたメンバーによる出展も含めて約80点の作品が展示されています。
そして、普通の写真展であれば作品の撮影はNGですが、この写真展は積極的に撮ってSNSにアップして下さいというおおらかさ。

普通の写真展ではあまり見られないような仕上がりの作例も多いので、とても参考になります。

メーカーブースでは、
OLYMPUS
FUJIFILM
Nikon
SIGMA
Panasonic
の5社がミラーレスカメラを展示しております。


各社それぞれの製品へのこだわりを見てみて下さい。

【参考】
以前にFUJIFILMのX-T1のトークイベントに参加した時の記事です。
FUJIFILMの最新ミラーレスカメラX-T1を試す!ダイヤルオペレーションでイメージが膨らむ


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