東京湾の船舶航行の安全を監視する「東京マーチス」を見学してきた!


こんにちは、今年からマリンレジャーにデビューしたゆたか(@goyutaka)です。

東京湾は狭い上に大型船の往来が多いという事で、プレジャーボートの操船でも各マリーナからそのようなお話を聞く事が多いのですが、今回「東京湾海上交通センター」通称「東京マーチス」の一般公開がありましたので、見学させて頂きました。


東京マーチスの一般公開日とヤマハさんのシースタイルのクラブミーティングの日程が同じで、かつ歩いて行ける距離だったというのも幸いして、ヤマハさんのイベントのプログラムに組み込んであり皆で行って来ました。

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東京マーチスとは?

正式名称が「東京湾海上交通センター」と言い、海上保安庁が設置している施設で東京湾を往来する船舶の安全と効率化を監視する施設なのです。


中に入ってみると、モニターで船舶の状況を確認していますよ。
浦賀水道が目の前にあるのですが、その水道通過時刻などを調整したり情報提供を行っています。


なんだか飛行機の管制みたいな感じです。
こうやってモニターの地図を見ると東京湾は狭いですね。


屋上に上がってみたら東京湾が一望!

今日は天気も良く、見晴らしがとっても良かったです。


初めて第一・第二海堡を見る事ができました!
赤紫の枠に見えるのが第一海堡。


もう少し寄ってみましょう。
これが首都防衛の為に設置された人工島なのですね。


その左側を見ると護岸工事が進んでいる第二海堡が見えます。
こちらは鉄腕DASHでTOKIOの城島さんと山口さんが国土交通省の許可の元、立ち入りをした場所です。
第二次世界大戦中は対空砲も設置されていた所なのです。


それにしても広いようで狭くて、大型船の航行が多いのが伺えます。
小型船舶の学科でも出て来た航路標識がバッチリ見えました。
大型船はこの航路を通過するのですが、道路のようにきちんと航行していますね。


東京マーチスはココ

この施設がどこにあるかというと、横須賀市から南東側に進んだ観音崎という所にあります。



海岸付近から見ると、灯台の様な施設が見えるのですが灯台ではなく東京マーチスなのです。


この塔の部分を先ほどの屋上から見上げると、たくさんレーダーや無線設備がついた塔になっています。


観音崎灯台に登ってみた

先ほどの東京マーチスから約340m程の山道を進むと観音崎灯台に到着します。
今回は先ほどの東京マーチスと同じく観音崎フェスタの関係で一般公開されていました。


灯台の中は螺旋階段になっていて、グルグルと登っていくと光を出す部分に到着します。


灯台には規格があるようで、この灯台は第四等で郡閃白光(毎15秒に2閃光)で7万7千カンデラ。
19海里(約35km)まで光が到達する施設になっています。


さいごに

いつもは海面近くで大型船や他船を見ていますので、このように上から俯瞰してみると浦賀水道がいかに狭くて船舶の往来が多い海域なのかわかりますね。

この様な機会で別な視点から見る事の大切さと、どのように大型船の航行を監視しているのか目の当たりにできて非常に勉強になりましたよ。

これからも安全にマリンレジャーを楽しんで行きたいです。

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