イベント取材に関わるポイントをプロから学ぶ!ブログメディアを運営する為の勉強


こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。

最近ブロガーとして様々なイベントやプレス発表会にお招きいただくことが増えて、個人ブログも立派なメディアなんだな〜と実感しつつ、記者やライターのプロではない自分の技術力もあげなければならないと実感しております。

今回は、私も公認レビュアーとして登録していただいている「レビューズ」のブロガー向け勉強会に参加して第一線で活躍するライターさんのお話を聞くことができました。




講師は第一線で活躍している武者さん

今回の講師を務めて頂いたのは、フリーライターの武者さん。
下の写真右側には、それぞれ執筆記事が掲載されているメディアのロゴが掲載されていますが、皆さん一度はどこかでこの方の記事を読んでいるかと思います。
※今回ご本人の顔写真は掲載しておりません、みすみません。


実際に取材の現場で、フリーライター・エディター・カメラマンとして一人何役もこなして記事を書き上げており、私がブロガーとして取材現場での疑問として感じていた事を講義の中で全て語って頂けたとっても貴重な時間になりました。

NAVERまとめ記事に武者さんのまとめ記事がありましたので参考まで。

発表会取材のポイント

この発表会というのは新商品発表会などで、実際にその会社の社長さんなどのお偉方が発表したりするシーンです。
下のスライドでポイントが書いてありますが、読めば基本的なところかな〜と感じつつも意外と出来ていない所でした。


やっぱり「いい席」を取るのが基本ですね。
これで写真のクオリティが全然変わります。
正面側のカットが障害物なしで撮影できることは、記事のクオリティに直結してきますよね。

ホワイトバランスは、「後で現像時にやるか〜」と思っていた私。
ダメですね。笑
この現像する手間をいかに減らして、記事を早く楽にアップできるか?という所にかかってきます。

ちなみに、発表会の現場ではこんな感じで「ホワイトとります〜」と言って必ず係りの方が出てきますので、報道関係の本職の人はココで合わせてますね。


フォトセッションでも声が出せない小心者です、私。笑
これは自然に言っちゃって、2〜3カット撮ってしまいましょう。
意外と横のメディアの方が言ってくれる時もあるので、その時は一緒に撮ることで十分との事。


では、私の過去の作例のダメダメな感じでチェック。

下は2014年にヤマハ トリシティの新商品発表会で元AKBの大島優子さんとヤマハ発動機の柳社長のフォトセッション。

2014ヤマハ発動機新商品発表会 撮影:澤田
前にいるメディアの方々の頭や機材が写り込んで、しかも目線ももらってません・・・

次にボートショー2016でトヨタとヤンマーの業務提携発表会。
正面ではなくステージに向かって左端のポジションでしたのでこの角度。
最前列におりましたので障害物は無し!

ボートショー2016 トヨタ・ヤンマー業務提携 撮影:澤田
近くのメディアの方が「目線お願いします!」と言ってくれたので便乗して撮影。
先ほどのよりは全然マシかな。

ボートショー2016 トヨタ・ヤンマー業務提携 撮影:澤田
2014年の時よりは格段に進化した写真になったかと思います。
全然写真の撮り方でクオリティが違ってきますよね。

今回はモノにまつわる取材ということで、「エンジニア然とした解説員がいる場所を狙う」ことも大きなポイントです。
製品を詳しく知っていて、自ら開発担当という解説員がいる可能性もありますので、コンパニオンさんではなく、詳しく製品を知っている人にインタビューするということですね。


しかし、このエンジニア然の解説員さんにインタビューする時にすでに誰かと話し込んでいるという事もあるわけです。

例えば下の写真で詳しいエンジニアさんに聞きたいことがあったのですが、ず〜っと空きが出ず残念ながらタイムオーバーになってしまいました。
小心者ですので、話の途中で割り込む勇気もないですし・・・笑。

三菱電機 霧ヶ峰ブランド体験会 撮影:澤田
そういう場合は、その人にこだわらずに「聞ける人に聞く」事を優先するべきとの事です。
記事にする上では、コメントの精度ではなくメーカー側の人からコメントをもらうことが最優先!ということ。

そうなんですよね、コメント1つも取れなかったら薄っぺらい記事になりますもの。

展示会取材のポイント

こちらは例えば幕張メッセとかビックサイトで行われるような展示会取材です。
いやはや服装のポイントもあって、さすがです。


1日中いろんなブースに行くと、本当に疲れるのです。
固いコンクリート床を歩くので、ショックを吸収するスニーカーとダボっとしたラフな服装が最適とのこと。

なんだか取材の時ってジャケット着た方が良いかな?と勝手に思っていましたが、その必要性は無いようです。
自分の体力あっての取材です。

服装の色のポイントもあり、「黒系」がオススメ。
というのも、製品がショーケースなどに入っていると光の反射で自分が写ってしまうのですが、黒系だと目立ちにくくなる効果がアリ!

カメラのレンズもマクロ撮影できるものと、超広角レンズかアクションカムがあると便利。


マクロは製品のアップを撮る時にあった方が良いという事ですが、逆に広角レンズについては撮影ポジションで後ろが狭くて動けない事もあるので、全体のカットを入れたりするのに広角があると良い。
そしてアクションカムは、会場の俯瞰を撮って全体の雰囲気を伝える時に活躍します。

例えば下の写真は2015年のオートサロン会場を上から撮影していますが、全体が入っていないのでどんだけのボリュームか1枚の写真では表現できていないですよね。

2015年東京オートサロン 撮影:澤田
これをアクションカムや、スマホのパノラマ機能を使って左右が全て入るように撮影できると規模感やどの辺にどのメーカーのブース、アドバルーンがあるか?などがわかるようになります。

「背景は極力暗いところ、奥行きがあるところを選択。・・・浮き上がらせるように撮影できる」という点、全然気にしてませんでしたが、東京モーターショーでの私の撮影写真で比較してみます。

こちらは、明るいとこで後ろが壁になっている写真。

東京モーターショー2015 撮影:澤田
そしてこちらが暗くて奥行き感がある場所での撮影。

東京モーターショー2015 撮影:澤田
明るい場所での撮影はのっぺりとした印象で全体に目がいってしまいますが、下の写真は写している被写体が強調されて視線を奪ってくれますね。
ん〜全然違います。

展示会の最後のポイントはコチラです。
やはりモノの場合はエンジニアさんが多く動員されているので、何が新しいのか?を技術的な部分を聞き出すというところです。


さいごに

最後は直接取材のポイントです。
私もエンジニアなのでわかりますが、口下手な人が多いというところでいかに聞き出すか?という話術的なところも少し勉強すると良いです。


ココロの中にホスト/ホステスという所が重要ですね。

やっぱりプロのお話は勉強になります。

レビューズを運営しているアジャイルメディアネットワークさんの主催による勉強会は今後も開催されるとのことなので、ブログという個人メディアを運営する身としてもっと勉強して良い記事を書いていきたいと思っております。

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